健康保険料、日本とアメリカどう違う?
- Tomoe null
- 2024年7月6日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年7月9日

アメリカの医療費は高い!というのは感じている方も多いのでは?今回は、少し難しいけれど大切な話題、アメリカの医療システムと健康保険についてお話しします。
アメリカの医療費は世界的に見ても高額です。
アメリカ医療保険研究所(AHIP)によると、2019年の平均健康保険料は個人で年間約7,188ドル(約78万円)、家族で年間約20,576ドル(約224万円)だそうです。
そのため、適切な健康保険に加入することが非常に重要になります。
また、日本と違って、どの病院にも行けるわけではなくて、かかりつけ医(Primary Care Physician)を持つことが一般的です。専門医を受診する際も、まずはかかりつけ医の紹介が必要なことが多いですよね。
そして、処方箋薬の価格も要注意!
同じ薬でも薬局によって価格が大きく異なることがあります。例えば、ある調査によると、同じ薬が薬局によって最大で10倍以上の価格差があることが報告されています。お薬クーポンやジェネリックを利用すればかなりお得に利用することもできます。
アメリカの健康保険制度は複雑ですが、主に以下のタイプがあります:
雇用主提供の健康保険 多くのアメリカ企業は従業員に団体健康保険を提供しており、保険料の全額または一部を負担します。この場合、従業員の自己負担額は日本の会社員の負担額と比較して、それほど大きな差がない場合もあります。
個人で加入する民間健康保険 自営業や勤務先が保険を提供していない場合、保険料を全額自己負担することになります。この場合、日本の国民健康保険と比べて、かなり高額になる傾向があります。これらの金額は日本の国民健康保険料と比べて、数倍から10倍以上高くなる可能性があります。
個人の場合: 月額200ドル〜600ドル程度
家族の場合: 月額600ドル〜1,500ドル程度
Medicare Medicareは65歳以上の高齢者や特定の障害を持つ人々が対象で、2020年には約6,200万人が加入しています。
Medicaid Medicaidは低所得者向けの健康保険で、2020年には約7,600万人が利用しています。
CHIP(Children's Health Insurance Program) 子供向けの公的健康保険プログラムです。
また、オバマケア(Affordable Care Act)により、既往症がある人も差別なく健康保険に加入できるようになりました。
健康保険料自己負担額は、個々の状況(雇用形態、家族構成、健康状態など)によって大きく異なりますが、特に個人で加入する場合は日本と比べてかなり高額になる傾向があるようです。
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