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アメリカ生活でのチェック(小切手)の使い方ガイド





アメリカに住んでいると、チェック(小切手)の使い方に戸惑うことがあるかもしれません。日本では、あまり馴染みがないですよね。特に、チェックに記載されているルーティング番号やアカウント番号の意味や使い方については、初めての方には難しいことが多いです。


この記事では、チェックの各番号の場所や役割、具体的な使用例、そして注意ポイントについて詳しく解説します。






チェックの番号の場所と意味


チェックの下部には、3つのグループに分かれた番号があります。これらの番号はそれぞれ以下のような役割を持っています:






1. ルーティング番号:金融機関を特定するための番号。

2. アカウント番号:個人の銀行口座を特定するための番号。

3. チェック番号:特定のチェックを識別するための番号。



では、一つずつ見ていきましょう。





ルーティング番号とは?


ルーティング番号は、銀行間の電子取引でお金の送受信を行う際に必要な番号です。この番号は、あなたの口座がどの金融機関に属しているかを特定します。例えば、雇用主が給与を直接振り込むためには、このルーティング番号が必要です。


ルーティング番号の場所


ルーティング番号は、チェックの左下隅にある最初の数字のグループです。この番号は9桁で構成されており、地域によって異なる場合があります。




アカウント番号とは?


アカウント番号は、あなたの個人の銀行口座を特定するための番号です。この番号は、銀行があなたの口座にお金を入金したり引き出したりする際に使用されます。例えば、電子決済アプリや直接振込の設定を行う際には、このアカウント番号が必要です。


アカウント番号の場所


アカウント番号は、ルーティング番号のすぐ右にある数字のグループです。この番号は通常、チェック番号よりも長いです。




チェック番号とは?


チェック番号は、特定のチェックを識別するための番号です。この番号は、チェックの管理を容易にするためのもので、通常は最も短い数字のグループです。


チェック番号の場所


チェック番号は、アカウント番号の右側にあるか、チェックの右上隅に記載されています。


チェックがない場合のルーティング番号とアカウント番号の確認方法


チェックが手元にない場合でも、ルーティング番号とアカウント番号を確認する方法はいくつかあります


①モバイルバンキングアプリ


ほとんどの銀行は、モバイルアプリやウェブサイトを通じてこれらの番号を提供しています。アプリのアカウント情報から確認することが可能です。



②銀行のステートメント

郵送される銀行のステートメントにも記載されています。ただプライバシー保護や盗難防止のため、アカウント番号が全て表示されていない場合もあります。



③銀行窓口


それでもわからない!という場合は、直接銀行に問い合わせることも可能です。



注意ポイント


銀行の番号であるラウティング番号は公共の情報ですが、アカウント番号は個人情報です。安全に取り扱いましょう。また、使用する際も、特にオンラインでの取引や設定を行う際には、番号が正確であることを確認してください。


学校や職場でチェックを持ってきてと言われた場合には、「VOIDチェック」と言って、チェックに大きく「VOID」と書き(=これはお金引き出しには有効なチェックではありません)

提出するようにしてくださいね!!





アメリカでの生活において、日本とは違うことも多く、慣れるまで一苦労ですよね。新学期を前にチェックの使い方を理解することは非常に重要です。この記事が、あなたのアメリカ生活の助けになれば嬉しいです。



 
 
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