数字で見る必要保障額と保険料とは?
- Tomoe null
- 2024年7月24日
- 読了時間: 3分

日本語でもわかりにくい、生命保険。英語じゃもっとわかりにくいですよね。今回は、「数字で見る必要保障額と保険料とは?」というタイトルで、具体的な数字を見ることによってより知識が深めていただければいいな、と思います。
金額はご家族や入る方の状況によって異なりますが、一般的な数字を必要保障額の算出、健康状態による保険料の変動、そして特約の活用についてなど、具体的な数字やデータを交えて詳しく解説していきますね。
必要保障額=年収の約10倍
必要保障額を決める際の一般的な目安は、
年収の10倍と言われています。
例えば:必要な保障額は、
- 年収5万ドルの場合:
50万ドル(約5,500万円)の保障額
- 年収7万ドルの場合:
70万ドル(約7,700万円)の保障額
ただし、これはあくまで目安であり、
個人の状況に応じて調整が必要となってきます。
具体的な計算例でいうと、
1. 負債額:
住宅ローン残高 25万ドル
2. 今後10年間の生活費:
年間5万ドル × 10年 = 50万ドル
*アメリカでは、約3%毎年インフレで物価が上がっていくのでこれに+してインフレも加味すると尚良いです)
3. 子供の教育費:
大学4年間で20万ドル × 2人 = 40万ドル
合計:115万ドル(約1億2,650万円)
この例では、年収の10倍よりも高い保障額が必要となります。
健康状態による保険料が変わる
健康状態は保険料に大きく影響します。
30歳男性が50万ドルの
20年定期生命保険に加入する場合の
年間保険料の一例を見てみましょう。
1. 健康体(非喫煙者):約400ドル/年
2. 喫煙者:約1,200ドル/年(非喫煙者の3倍)
3. 高血圧患者:約600ドル/年(健康体の1.5倍)
4. 糖尿病患者:約1,000ドル/年(健康体の2.5倍)
繰り返しになりますが、これらの数字は一般的な例であり、実際の保険料は保険会社や個人の詳細な健康状態によって異なりますのでご注意ください。
ただ、健康状態によってこれだけ変わってくるというのは驚きですよね。
特約の活用とコスト
特約を追加することで、
より包括的な保障が得られますが、保険料も高くなります。
50万ドルの20年定期生命保険に
特約を追加した場合
年間保険料はどれだけ増えるのかを見てみましょう。
1. 基本の死亡保障のみ:400ドル/年
2. 重大疾病保障特約追加:+200ドル/年
(合計600ドル/年)
3. 収入保障特約追加:+300ドル/年
(合計900ドル/年)
これらの特約は、一見高いということに目が行きがちですよね。ただ例えばがんと診断された場合に5万ドルの一時金が支払われたり、就労不能時に月収の60%が最長2年間支払われるなどの保障が追加されるので危険度が高い仕事であるとか、家系的にガンや糖尿病になりやすい場合は、つけた方が結果安くすむ場合もあります。
詳しくはヒアリングのお話の中で必要か否かをしっかりとお話しさせていただきますのでご安心くださいね。
まとめ
アメリカの生命保険選びでは、具体的に自分の家族がどんなことに不安を感じているのか、安心できる保障はいくら必要なのか、数字を基に自身の状況を分析することが重要となります。
必要保障額、健康状態による保険料がいくら変わるのか、特約の追加コストを数社から比較、検討していくことは自分1人では難しいですので、ぜひご相談ください。
相談・お見積もり等、全て日本語で行っております。
無理な押し売りもございませんので安心してご予約くださいね。