生命保険業界にもAIが?!最新トレンド
- Tomoe null
- 2024年7月25日
- 読了時間: 4分
更新日:2024年7月29日

テクノロジーの進歩と消費者ニーズの変化に伴い、急速に進化していくこのご時世、、、アメリカの生命保険だって進化しているんです!
ここでは、業界を変革している3つのトレンドについて、具体的なデータと事例を交えて詳しく解説していきますね。
1. オンライン申込みの急増
コロナ禍を機に、さまざまなことがオンラインで手続き可能になりましたが、生命保険の申込みもオンラインで完結できるようになり、申込が劇的に増加しました。
具体的なデータで見てみると、
⭐︎2020年第2四半期はオンライン申込みが
前年同期比72%増加
⭐︎2021年は、生命保険申込みの約40%がオンライン
オンラインで行うことで手続きの時間短縮も新たなメリットとして生まれました!
大手保険会社Prudentialでは、2020年にデジタル申込みプラットフォームを導入したことで申込みから承認までの時間を平均2週間から数日に短縮したそうです。
2. 健康的な生活習慣による保険料割引
保険会社は、被保険者の健康状態をより正確に把握し、リスクを適切に評価するため、apple watchやFitbitなどのデバイスやスマートフォンアプリのデータを活用し始めているところもあります。
具体的な割引例としては、
⭐︎毎日10,000歩以上歩くと→月々の保険料5%割引
⭐︎週3回以上の運動→年間保険料最大15%割引
⭐︎禁煙成功→保険料最大25%割引
などなど、健康になって、保険料も安くなるなら
まさに一石二鳥ですよね!
他にも、John Hancockの「Vitality」プログラムでは、健康的な生活習慣を送る加入者に対し、保険料割引だけでなく、Amazonギフトカードなどのプレゼントも提供しています。
Amazonはアメリカ生活ではなくてはならないものなので、ありがたいですよね。
3. AIを活用した審査プロセスの効率化
人工知能(AI)の導入により、保険申込みの審査プロセスが大幅に効率化されているんです!
これまで、加入に関する審査には、4〜6週間かかっていたものが、なんと数分〜数日に短縮されました。
さらに、これはアメリカあるあるでしょうか、、人的エラーもコンピューターが行うことにより約30%減少したそうです。
また、それに伴い加入審査プロセス全体で約20%のコストが削減されたそうです。
具体的な企業だとシステム構築企業Lemonadeは、AIチャットボット「Maya」を使用し、90秒で保険申込みを完了させ、数分で承認を出すシステムを構築したそうです!これはゲームチェンジャーになりそうですね!
これらのトレンドが私たちにもたらす影響は?
1. 利便性の向上:
24時間365日、いつでもどこでも保険申込みが可能に
2. パーソナライズされた保険料:
個人の生活習慣に基づいた、より公平な保険料設定
3. 迅速な審査:
待ち時間の大幅な短縮により、
必要な時にすぐに保障が得られる
要するに、オンライン化が進むことにより以前に比べてスムーズに、より早く保障が受け取れる仕組みができたということですね!
注意点
これらの新しいトレンドは、多くのメリットをもたらす一方で、やはり注意点もあります。
プライバシーの問題:
サイバーアタックにあった場合、個人情報や健康データの共有に関するセキュリティリスクがより一層厳しく行われる必要があります。
デジタルデバイドの拡大:
私たち世代はあまり気にならないかもしれませんが、テクノロジーに不慣れな人にとっては逆に難しくなる可能性も十分にあります。また、英語だからということで情報格差が広がる可能性もあります。
AIへのデータ依存:
AIで判断できる健康状態は、効率的でスピーディーな反面、本当に正確なのか、今は完治していることでも悪い評価を受けるなどの可能性もあります。特に病気の経過や家系的な疾患についてはここにヒアリングを行って判断することがとても重要になってきます。
まとめ
アメリカの生命保険業界は、デジタル化と健康重視の波に乗ってどんどん変化しています。これらのトレンドは、私たちにとってより便利になる一方できちんと注意しなくてはいけないこともあります。
そして何より、人と人との繋がり、信頼関係もしっかり築いていきたいですよね。まずはお話ししてみませんか?
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