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誰も教えてくれない。アメリカの年金の仕組み

更新日:2024年7月13日



老後もお金の心配はしたくない!老後の生活のために、早めの準備が大切なのは分かる、、、、「でも何から?」というあなたに、年金制度とリタイアメントプランについて分かりやすく説明します。





まず、アメリカの年金制度について。アメリカには公的年金制度であるソーシャルセキュリティ(Social Security)があります。


ソーシャルセキュリティは、給与から一定割合が天引きされ、その積立金が将来の年金として支給されます。


ちなみに2023年の平均月額支給額は約1,500ドル(約16.5万円)です。





「じゃあどうすればもらえるのか?」「自分はもらえるのか?」

ソーシャルセキュリティの受給資格は以下の通りです:



  1. 年齢 62歳から受給可能ですが、フルリタイアメント年齢(FRA)は67歳です。早期受給すると減額されます。


2. クレジット

10年間(40クレジット)以上の就労が必要です。

1クレジットは約1,470ドル(約16万円)の収入で得られます。





次に、リタイアメントプランについて。

アメリカには様々なリタイアメントプランがあり、個人の状況に応じて選択できます:



  • 401(k)プラン 雇用主が提供する退職金積立制度で、拠出額は所得税の控除対象となります。2023年の拠出限度額は22,500ドル(約250万円)です。


  • IRA(Individual Retirement Account) 個人退職口座で、伝統的なIRAとRoth IRAがあります。伝統的なIRAは拠出時に税控除が受けられ、Roth IRAは引き出し時に非課税となります。RothーIRAは非課税の利点がありますが、年収が約230k以上であると作ることはできません。拠出できる金額にも上限があり、 2023年の拠出限度額は6,500ドル(約72万円)で、これは毎年変わります。


  • SEP IRA(Simplified Employee Pension IRA) 自営業者や小規模事業者向けの退職金積立制度です。拠出限度額は従業員の給与の25%または66,000ドル(約726万円)のいずれか低い方です。


  • 403(b)プラン 非営利団体や教育機関の従業員向けの退職金積立制度です。拠出限度額は401(k)プランと同様です。





また、リタイアメントプランの選択には、以下のポイントを考慮することが重要です:



  1. リスク許容度 リスクをどれだけ受け入れられるかを考え、投資先を選びましょう。

  2. 運用期間 リタイアまでの期間を考慮し、長期的な視点で運用を行いましょう。

  3. 手数料 プランごとに異なる手数料を確認し、コストを抑えることが大切です。



リタイアメントプランに関するご質問や、最適なプランの選び方についてこれを読んだだけでは分からない!という方も多いはず。まずは今の状況から、何ができるのかお話ししませんか?







 
 
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