賢く組み合わせてお得に アメリカの健康保険+生命保険
- Tomoe null
- 2024年7月7日
- 読了時間: 3分

アメリカの医療費は世界的に見ても高額であり、適切な保険選びが重要です。今回は、医療保険と生命保険を組み合わせることで、比較的リーズナブルなお値段で、しっかりとした保障、安心を得る方法についてお話しします。
最近のインフレによる物価高騰で、子育て中でなかなか貯金ができない、毎月自転車操業です、っていうご家族も多いのでは?そんな中で、入院だ、ガンだ、となった場合、きちんと備えはできていますか?
まず、アメリカの医療費の現状を見てみましょう。
2023年の調査によると、
3日間の入院で平均30,000ドル(約400万円)
がん治療では年間約150,000ドル(約2,250万円)
の費用がかかるとされています。
これを手元に何かしらの備えがあればいいですが、ない場合はクレジットカードで支払うしか無くなり、結果自己破産に繋がることも少なくありません。

このような高額な医療費に備えるため、多くのアメリカ人が医療保険と生命保険を組み合わせて加入しています。
健康保険と生命保険を組み合わせる主なメリットは3つ
大きな保障 医療費だけでなく、万が一の際の遺族の生活保障までカバーできます。
重大疾病保障の強化 生命保険の特約で重大疾病保障を付けることで、健康保険の限度額を超える高額治療にも対応できます。たとえば、余命宣告をされた場合、生命保険の死亡補償を前もって受け取ることもできます。
柔軟な資金活用 生命保険のキャッシュバリューを医療費の支払いに充てることも可能です。これは、医療費に限らず、
特に注目したいのが、重大疾病保障特約付きの生命保険です。
例えば、ある大手保険会社の商品では、がんや心臓病、脳卒中などの診断を受けた場合に、保険金額の50%〜100%を一時金として受け取ることができます。これにより、高額な治療費や、療養中の生活費をカバーすることが可能となります。
また、生命保険のキャッシュバリューを活用することで、医療保険の自己負担額や、保険でカバーされない治療費を支払うこともできます。例えば、50歳男性が20年間月額500ドル(約55,000円)の保険料を支払った場合、約150,000ドル(約1,650万円)のキャッシュバリューが蓄積されると試算されています。
さらに、最近では介護保険と生命保険をセットにした商品も登場しています。これらの商品では、一つの保険で介護保障と生命保障の両方を得られるため、手続きが簡単で管理もしやすいというメリットがあります。
介護だから歳をとってからと思われるかもしれませんが、若くても保障を受けられます。この基準となるのが、日常生活の6つの基本動作のうち2つができなくなる=要介護認定です。そのため、交通事故で半身不随になってしまった、と言う場合には介護保障の対象となるのです。それに若いうちに入っておけばもちろん保険料も安く、30代までであれば月々5〜10ドル程度でこの特約がつけられることも。
健康保険、介護保険、生命保険などいろいろな保険がありますが、賢く組み合わせることで保障を大きしても、保険料は抑えることができます。医療費が高額なアメリカだからこそ、「転ばぬ先の杖」しっかりと対策をとっておきたいものですよね。
個別相談では、まずは健康状態や家族構成、予算をお聞きし、最適なプランをご提案いたします。各社見積もりも無料で行っております。まずはお話だけでもしてみませんか?